現代の西洋医学は低い水準にあります
日本では医療は江戸時代までもっぱら東洋医学が広まっていたので、現代の西洋医学をベースとした「医療」は当時の先進国と比べても明らかに低い水準、それどころかちゃんとスタートラインにも立っていない状態でした。もちろん宗教の流れを組んでいる病院のような規模の施設構想実現は難しい状態でした。
江戸時代の医療現場は医者が訪問を行って患者を診察するという、今で言うところの「在宅医療」や「訪問診察」に当たるものが基本的でした。もちろん診療所もありましたが、イメージとしてはそちらの方が強いと思われます。
東洋医学が全盛であった江戸時代とは違い、明治になってから西洋化の波が医療関係にもやってきます。維新前後から積極的に取り入れようと試みていたので、浸透は早かったようです。現代の病院というイメージの建物が発生したのはこのころでした。
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病院の定義は日本においては規模で決まります
病院の定義は日本においては規模で決まります。病院とは病室をいっぱいに確保した場所ですが、個人レベルですぐ開業できるような規模のものは診療所と呼ばれ、病院という言葉は規模の問題だけほぼ同じの性質のものが使えない状態にあります。
現代に日本において、病院の思想設計に海外での先進的配置のノウハウが入ってきたのは、つい最近の90年代に入ってからのことです。医療は世界でもトップクラスに近い日本ですが、そういう面では実は遅れていたのです。
つい最近になって海外、とくにアメリカの設計方針的な部分が日本に入ってきましたが、まだまだすべてがそうなったわけではありません。けれど大学病院などの改築などでは設計思想は必ず取り入れられているもようです。